33歳妻子持ちサラリーマンがフリーランスになった5つの理由
こんにちは。BOBUFATHERです。
現在関西在住のフリーランサーです。妻ともうすぐ1歳になる息子と3人で
暮らしています。これまで私は会社員でしたが、色々な思いが募り5月末で
約10年間のサラリーマン生活に終止符を打ち、フリーランスとして歩むことに
しました。
大学卒業からのいわゆる"ブラック企業"と呼ばれる職種3社で鍛えられた私は
営業・採用・経理・総務・経営企画・マーケティング等会社の主要な点に従事
してきました。ただ、8年目ごろから、フリーランスで「第2のキャリア」を
スタートしたいという気持ちが強くなり5月末で退職をし、6月よりフリーランス
としての活動をスタートしています。
サラリーマン生活を捨て、フリーランスの道を選んだ理由
なぜ、今回サラリーマンを捨てフリーランスの道を選んだのかというと、
約10年間会社勤めをしてきて気づいたことがたくさんありました。
今回はその中でもサラリーマンを卒業することに繋がった理由を以下にまとめて
みました。
テクノロジーの進歩。
サラリーマンとして社会人1年目はまだ携帯も折りたたみ式が主流で、スマートフォン
[以下スマホ] ユーザーはほとんどいませんでした。
(ちなみに私は当時すでにiphone 3Gを使用していました。)
連絡ツールも電話・メール・メッセンジャーが主流で基本オフィスでの仕事が常識
でした。2016年以降はスマホが主流となり、Softbankのみの取り扱いであった
iphoneも他の2キャリア(docomo,au)で取り扱いがスタートし、現在では
Y!mobileや楽天モバイルのような格安携帯キャリアも参戦し通信環境が
整うところであれば、パソコンがなくとも仕事が可能になっています。
合わせてEvernote、Chatwork、sluckなど無料サービス(アプリ)が開発され、
場所を選ばず仕事が可能な世の中に変化しています。東京に限って言えば
2020年開催のオリンピックに向けてWi-Fi環境も急ピッチで普及しています。
このようなテクノロジーの進歩と環境の変化によって、仕事が必ずしも会社内で
進めなくてはならない理由がなくなりつつあります。さらに、ヒトがこれまで
行ってきた業務 (工場労働・コールセンター業務・給与計算業務)が機械化や
人口知能を利用することで、ミスなくコストを抑えて進めることが可能となりました。
つまりはテクノロジーの進歩によって、必然的に人が必要とされる仕事が減ってゆく
未来に向かっています。その中で会社に属さず自分で人生の舵を取ることが重要で
あると悟りました。
これがフリーランスの道へ足を踏み入れた1つ目の理由です。
会社組織への不安。
現在日本の企業の99%は中小企業です。2011年の中小企業白書では『起業後10年後は約30%の企業、20年後には約50%の企業が撤退』をしています。
つまり現在30代の会社員のうち中小企業に務める半数以上はその会社で退職が難しく
なるということです。私も現在30代前半ですが、万一今まで一生懸命働いてきた
会社が50代で倒産に至ってしまったと想像すると非常に恐ろしく思えました。
将来的なリスクに対しても今のうちからの対策「最悪を想定し最善を行う。」こと
がこそ必要であると感じています。
仕事の費用対効果を高めたい。
独身時代は仕事一色で自分でもよくあれほど20代は自分で自分に感心するほど
働きましたが、結婚し子供との時間を考えると、【家族あっての自分】という
価値観が醸成され、 会社の給与と仕事の拘束時間や成果主義に対して疑問を持ち
はじめました。確かに安定収入は有難いのですが、副業を承認している企業が増えてい
るように、「労働に対する対価」が支払われづらい時代のフェーズに移りつつあると感
じています。
仕事は自ら創ることが可能な社会になっている。
これはフリーランスになる上で一番重要な点だと思っています。確かに大資本の中で
安定的に仕事をすることは正しいのかもしれません。しかしながら、前述のように
今後なくなっていく仕事が増加していく中で、いかに自分の市場価値を高くし、
実力相応の報酬を得るかが一番重要です。今後成長するマーケットを除き給料の上昇は
見込めません。幸い政府も「働き方改革」を推進しているようにこれからは企業と
個人で仕事を創っていく環境が広がりつつあります。
資産運用がうまく回り始めた。
個人的なことなのですが、20代より資産運用を開始しました。主に国内株や不動産
REITがメインです。従来は証券会社の営業マンが商品紹介を勧めていましたが、
SBI証券や楽天証券のようなネット証券のサービス提供により、不用意な金融商品の
購入をする必要がなくなりました。(証券マンおすすめの株式はホントに儲からない
ものばっかりでした。)ちなみに昨年は不動産REITは9.8%のネット利回りで運用できま
した。今後はAI機能を用いたウェルスナビのような積立投資やソーシャルレンディング
での中長期運用を始める予定です。退職金がない法人もある中で、将来設計は早めに
進める必要があります。
まとめ
以上5点がフリーランスを始めるきっかけとなった理由です。まだまだスタートしたば
かりなので、正直暗中模索な日々を歩んでいくとは思いますが、サラリーマンを辞め、
妻子ある中でのフリーランス転向は直近3年間はリスクと思われるかもしれませんが、
将来的には良きターニングポイントであったと認められるよう日々努力を惜しまず
取り組んでまいります。